ウッドチップでインテリア|室内の置き場所と香りの持続・保管方法

施設の屋内スペースの床一面にウッドチップを敷き均した状態

ウッドチップはお庭やドッグランに敷くものと思われがちですが、かごや容器に入れて玄関やリビングに置けば、室内でも木の香りや色合いを楽しめます。
ただし、木は湿気を吸いやすい天然の素材なので、置き場所や保管の仕方によってはカビが出ることもあります。
この記事では、ウッドチップを自社で製造している島田小割製材所が、室内での使い方と置き場所、香りの持続期間と戻し方、保管方法、注意点をまとめました。
室内での香りは3か月ほどが目安で、風通しのよい場所に置くことが長く楽しむためのポイントです。

ウッドチップを室内で楽しむ使い方

当店のウッドチップは、国産の杉・サワラ・ひのきの丸太を、ご注文を受けてから削った作りたてのチップです。
削りたての木には香りのもとになる精油成分が含まれており、新築の木造住宅で感じるようなさわやかな香りがします。
この香りや木の色合いを室内でも楽しむ方法として、次のような使い方があります。

かごや容器に入れて置く

もっとも手軽なのは、かごや浅い木箱、ふたのないガラスの器などにウッドチップを入れて置く方法です。
器に盛るだけでインテリアの小物になり、近くを通るたびに木の香りを感じられます。
このとき、ふたで閉じてしまうと湿気がこもるため、空気にふれる状態で置くようにしましょう。
また、チップから細かい木くずが落ちることがあるので、器の下に布やトレーを敷いておくと掃除が楽になります。

通気性のある袋に小分けにする

布や不織布など通気性のある袋に少量ずつ入れると、下駄箱や棚の中など、器を置きにくい場所にも使えます。
小分けにしておけば、香りが弱くなったときに中身だけ入れ替えられるのも便利な点です。

鉢植えやディスプレイの飾りに使う

観葉植物の鉢の土の表面に薄く敷いたり、お店のディスプレイや季節の飾りの足元に敷いたりする使い方もあります。
木の明るい色が加わることで、飾りの印象がやわらかくなります。
なお、観葉植物の鉢に敷くと土が乾きにくくなるので、水やりの量には注意してください。
鉢植えへの敷き方はウッドチップでガーデニングで詳しくご紹介しています。

施設の屋内スペースに敷く

当店のウッドチップは、施設の屋内スペースの床一面に敷いてお使いいただいた例もあります。
屋内に広く敷く場合は、湿気がこもらないよう換気をし、とげが刺さらないよう靴を履いて歩く使い方をおすすめします。
敷く広さや量については、お問い合わせからご相談ください。

室内で使うなら、どの樹種がよい?

室内で香りを楽しみたいなら、香りが強く感じられる「ひのき」がおすすめです。
なかでも樹皮なしは明るくそろった色に仕上がるため、器に盛って飾る使い方にも向いています。
一方、やさしい香りが好みの方には「杉」、香りと使いやすさのバランスを取るなら杉とサワラを混ぜた「ナチュラル」もよいでしょう。
樹種ごとの違いはウッドチップの樹種の選び方でご覧いただけます。

室内でのおすすめの置き場所

ウッドチップの香りは、空間が小さいほど感じやすくなります。
そのため、まずは玄関や下駄箱など、仕切られた小さな場所から試してみるのがおすすめです。
置き場所ごとの置き方とポイントは、次のとおりです。

置き場所 置き方の例 ポイント
玄関・下駄箱 靴箱の上にかごで置く、下駄箱の中に小袋で置く 仕切られた小さな空間なので香りを感じやすく、においもこもりにくくなる
リビング・書斎 棚やテーブルの上に器で置く 直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所を選ぶ
トイレ 棚の上に小さな器で置く 水がかからない位置に置き、湿ってきたら入れ替える
クローゼット・押し入れ 通気性のある袋に入れてつるす、すみに置く 湿気がこもりやすいので、ときどき扉を開けて空気を入れ替える
観葉植物の鉢 土の表面に薄く敷く 土が乾きにくくなるため、水のやりすぎに注意する
お店や施設の受付 器に盛ってディスプレイにする 人の手やペットが届きにくい高さに置く

反対に、洗面所や浴室などの水回り、結露しやすい窓辺は、チップが湿ってカビが出やすいため避けましょう。
また、ストーブやヒーターなどの暖房器具、キッチンのコンロなど火や熱のそばにも置かないでください。

ウッドチップで部屋のにおいはこもりにくくなる?

ウッドチップを置くと、お部屋の広さやにおいの種類にもよりますが、においがこもりにくくなることがあります。
その理由は、木の香りが広がることに加えて、木が空気中の湿気を吸ったり放したりする性質を持っているためと考えられます。
特に、下駄箱のように小さく仕切られた場所では、その違いを感じやすいでしょう。

樹種で比べると、ひのきのほうが香りを強く感じられるため、においが気になる場所にはひのきが向いています。
ただし、ウッドチップは強いにおいを消すためのものではなく、生ごみやペットのトイレのような強いにおいを置くだけでなくすことはできません。
そのため、換気や掃除と組み合わせながら、木の香りを楽しむくらいの気持ちで取り入れるのがよいでしょう。

ウッドチップの香りはどのくらい続く?

ウッドチップの香りは、置いたあと時間がたつにつれて少しずつ薄まっていきます。
使う環境によって差はありますが、室内では3か月ほど、屋外では2か月ほどがひとつの目安です。
また、ひのきとナチュラルを比べると、ひのきのほうが香りを強く感じられるため、香りを長く楽しみたい場合はひのきをおすすめします。

使う場所 香りの続く目安 長く楽しむためのポイント
室内 3か月ほど 直射日光や暖房の風が当たらない場所に置く
屋外(お庭など) 2か月ほど 香りが弱くなったら上から新しいチップを敷き足す

なお、ひのきの香りには虫を寄せつけにくくする働きがあるともいわれます。
ただし、当店のウッドチップは防虫剤などの薬品を使っていない天然の木なので、防虫の効果をお約束するものではなく、香りが薄れるにつれてこうした働きも弱まっていくと考えてください。

香りが弱くなったときの戻し方

香りが弱くなってきたと感じたら、次の方法を試してみてください。
上の2つは手軽ですが効果は一時的なので、しっかり香りを戻したいときは3つ目の方法が確実です。

  1. 器の中でチップをかき混ぜたり、軽くもんだりして、表面に出ているチップを入れ替える
  2. 霧吹きで軽く湿らせる(湿ったままにするとカビの原因になるため、ごく少量にとどめ、風通しのよい場所で乾かす)
  3. 新しいチップを足す、または入れ替える

香りが弱くなったチップも、木そのものは変わらず使えます。
そのため、入れ替えたあとのチップはお庭の花壇やプランターの土の上に敷けば、最後までむだなく使い切れます。

余ったウッドチップの保管方法

香りを逃がしたくないからといって、余ったウッドチップを袋やふた付きの容器で密封するのはおすすめしません。
当店のチップは削りたてで水分を含んでいるため、密封すると袋の内側で結露し、白カビが生える原因になるからです。
保管するときは、次の点に気をつけてください。

  • 袋の口を開けるなどして、空気が通る状態にしておく
  • 風通しのよい日陰に置き、雨や直射日光の当たらない場所を選ぶ
  • 床に直接置かず、すのこなどの上に置いて下に湿気がこもらないようにする

ただし、どのように保管しても香りは時間とともに抜けていくため、長く置いておくほど削りたての香りは弱くなります。
室内で少しだけ使いたい場合は、必要な分だけを用意し、余った分はお庭や花壇に敷いて早めに使い切るのがおすすめです。
少量で試したい方には、4種類を2Lずつ比べられるお試し4種セットもご用意しています。

室内で使うときの注意点

ウッドチップは天然の木からできているため、室内で使う場合は屋外とは違った点に気を配る必要があります。
安心して楽しむために、次の5つを確認しておきましょう。

湿気がこもる場所に置かない

ウッドチップは湿気を吸いやすく、湿った状態が続くとカビが生えることがあります。
水がかかる場所や結露しやすい場所は避け、器の中のチップが湿ってきたら、風通しのよい場所で乾かしてください。
もしカビが出てしまった場合は、そのチップを取り除いて新しいものに入れ替えるのが手軽です。
カビについてはウッドチップにカビは生える?で詳しくご紹介しています。

ペットや小さなお子様の誤飲に気をつける

当店のウッドチップは薬品を使わない国産材だけでつくっていますが、食べ物ではありません。
そのため、ペットや小さなお子様がいるご家庭では、手の届かない高さに置き、倒れてもこぼれにくい器を選びましょう。
特に、ものをかじる癖のあるペットがいる場合は、届く場所には置かないようにしてください。

火や暖房器具のそばに置かない

ウッドチップは木を小さくしたものなので、火種が落ちると燃えます。
ろうそくやお香、ストーブ、コンロのまわりには置かず、熱を持つ照明や電気製品のすぐそばも避けてください。

木くずやとげに注意する

当店では袋詰めの段階で長いものや尖ったものを手作業で取り除いていますが、細かい木くずが出ることはあります。
器の下に布やトレーを敷いておけば、床や家具が汚れにくくなります。
また、チップを素手でさわるときや、屋内に広く敷いて歩くときは、とげが刺さらないよう気をつけましょう。

香りの強さは少しずつ調整する

香りの感じ方には個人差があり、狭い部屋にたくさん置くと香りを強く感じることがあります。
まずは少量から置いてみて、ちょうどよいと感じる量に調整するのがおすすめです。

よくあるご質問

ウッドチップはお部屋の消臭効果もありますか?
お部屋の広さやにおいの種類にもよりますが、置いておくとにおいがこもりにくくなることがあります。
下駄箱のような小さく仕切られた場所のほうが違いを感じやすく、樹種では香りの強いひのきが向いています。
ただし、強いにおいを完全に消すことは難しいため、換気や掃除とあわせてお使いください。
ウッドチップの香りはどのくらい持続しますか?
使う環境によって差はありますが、時間がたつにつれて香りは少しずつ薄まります。
室内では3か月ほど、屋外では2か月ほどが目安です。
香りをより長く楽しみたい場合は、香りを強く感じられるひのきをおすすめします。
余ったウッドチップは密封すれば香りを逃がさず保管できますか?
密封すると袋の内側で結露し、白カビの原因になるため、おすすめしていません。
保管する場合は、袋の口を開けて風通しのよい場所に置いてください。
香りは時間とともに抜けていくので、余った分はお庭や花壇に敷いて早めに使い切るのがおすすめです。
香りが弱くなったウッドチップはどうすればよいですか?
お庭の花壇やプランターの土の上に敷いて使い切ることができます。
捨てる場合は、お住まいの地域のルールに従って可燃ごみとして出してください。

室内で使うウッドチップを選ぶなら

当店のウッドチップは、東京都産を中心とした国産の杉・サワラ・ひのきを、ご注文を受けてから自社工場で削った作りたてのチップです。
室内で少しだけ使いたい方には、ナチュラル・ひのき・杉・スモールの4種類を2Lずつ比べられるお試しセットが向いています。
香りを楽しみながら、お庭や花壇にもたっぷり使いたい方には、ひのき(樹皮なし)の100Lもおすすめです。

お試し4種セット(各2L入)→ ひのきウッドチップ 樹皮なし100L →

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